2009年06月22日

真正細菌という呼称は古細菌の概念を提唱した

真正細菌という呼称は古細菌の概念を提唱したカール・ウーズが、原核生物におけるArchaebacteria(古細菌/古代の細菌)との違いを際立たせるために提唱した用語Eubacteria(真正細菌/真の細菌)の翻訳である。しかし、3ドメイン説が採用される際には、真正細菌に対してDomain Bacteria、古細菌に対してはDomain Archaeaが用いられた。以降「バクテリア」は、旧来の古細菌と真正細菌を含む「細菌」の訳語であると同時に、古細菌を含まない「真正細菌」のみのグループを指す言葉にもなるという、混乱しやすい状況になっている。

また旧来の細菌の中で、古細菌は例外的な(非典型的な)特徴を持つ細菌と考えられ、それに対して真正細菌は典型的な細菌だと考えられていた。このような理由から、真正細菌を単に「細菌」と呼び、古細菌を細菌に含めないことも多い。なおしばしば「真性細菌」と誤表記されることがあるが、「真正細菌」という表記が正しい。

発酵に関しての研究は古代から進められてきたが、細菌の発見自体は17世紀である。1676年にアントニ・ファン・レーウェンフックによって発見され原生動物と合わせて“animalcules”(微小動物)と呼ばれた。1828年、クリスチャン・ゴットフリート・エーレンベルクは、顕微鏡で観察した微生物が細い棒状であったため、ギリシア語で小さな杖を意味するβακτήριον -αから“Bacteria”と呼んだ。これが定着しバクテリアという用語が成立した。
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1859年にはルイ・パスツールが、アルコール発酵は細菌(実際は菌類が主)によって引き起こされることを示し、さらに発酵が自然発生的な物ではないことを証明した。また、ロベルト・コッホによって細菌培養法の基礎が確立され、炭疽菌、結核菌、コレラ菌が病原性の細菌によって引き起こされることが証明された。

20世紀に入ると培養法が確立されたことも相まって細菌の研究が進んでいく。それまでは、多くの病気が細菌によって引き起こされることが分かっても、対症療法しか存在しなかったが、1910年、パウル・エールリヒと秦佐八郎によって初の抗菌剤サルバルサンが開発され、1929年にはアレクサンダー・フレミングによって抗生物質ペニシリンが発見された。

細菌の知識が深まるにつれ、分類学上での細菌の位置づけはしばしば変更されている。発見時は2界説に従い植物界に振り分けられ、1866年にはエルンスト・ヘッケルによって単細胞生物をまとめた原生生物界に組み入れられた(3界説)。1930年頃になると原核生物と真核生物の違いが認識され、2帝説原核生物帝(1937年)、次いで4界説(のち5界説)モネラ界(1956年)が提唱された。現在に至る一般の細菌のイメージは5界説における原核生物に対応している(藍藻は除くこともある)。しかし、1977年、カール・ウーズらによって原生生物界の単系統性に疑問が投げかけられ、メタン菌(のち高度好塩菌と一部の好熱菌も)を除く原核生物としてKingdom Eubacteria(真正細菌界)が、のち1990年には16S rRNA配列によって古細菌(メタン菌、高度好塩菌、一部の好熱菌)を除く原核生物としてDomain Bacteria(真正細菌ドメイン)が定義された。

2009年06月04日

神学は神および関係諸概念についての理論的考察を

神学(しんがく、英語:Theology, ドイツ語:Theologie, ラテン語:Theologia)は神および関係諸概念についての理論的考察を行う学問である。語源はギリシア語のθεολογια。θεος (神)および λογος(言葉)の合成語。「神についての議論(学問)」という意味。

日本の思想史研究の慣例では神学の語をもってキリスト教神学を指すのが一般的であるが、これは他宗教における神学を否定するものではない。他宗教における神学は「イスラム教神学」などと宗教名を冠するのが普通である。
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方法論的には哲学とほぼ同一であり、哲学の部門視されることもある。しかし神学は理性によっては演繹不可能な信仰の保持および神の存在を前提とすることで、一切の思想的前提を立てない理性の学としての哲学とは異なるとする見方が一般的である。このような立場に立つ思想家の例としてトマス・アクィナスなどが挙げられる。

また、イエス・キリストへの信仰を前提とするという意味において宗教学とも異なっている。キリスト教学との違いについては、対象は変わらないがアプローチの方法が異なるという意見と、本質的な違いはないという意見がある。

なお特定の神学者の名を冠して「バルト神学」などという場合や、ある思想名を関してその思想との融合・発展を意味する場合(例:フェミニズム神学)もある。

2009年05月01日

新田の分類

小規模な新田は農民が自力で行ったが、中には沼などを丸ごと開発して巨大な農地に変え、村を新設するような大規模な新田開発も多かった。こうした大規模新田開発は、開発を申し出た者に対し勘定奉行などが許可を行い、工事が行われた。新田開発の後は数年間年貢が免除される「鍬下年期」などの特権もあった。

その開発を主導した者によって新田開発はさまざまに分類される。

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官営の新田
代官見立新田(だいかんみたてしんでん)
幕府天領の代官が新田開発に適当な土地を見立て、既存の村や農地や河川に悪影響がないか調査した上で許可される。代官は新田から上がる年貢の10分の1を手にすることができた。
藩営新田(はんえいしんでん)
藩が主導で行うもの。農民たちに農地開発に必要な資材を提供して新田を開発させ、彼らに鍬下年期を保障した。
民営の新田
土豪開発新田(どごうかいはつしんでん)
中世以降の土豪たちが、兵農分離により武士としての立場を放棄させられ、多摩ほか各地で大富農となっていた。こうした土豪が資金を出し、周辺住民に労役を出させて開発した新田。
村請新田(むらうけしんでん)
農民たちが話し合い、村全体で資金と労力を出し合い開発する新田。
町人請負新田(ちょうにんうけおいしんでん)
資金力のある大都市などの商人が開発し、小作農を雇って耕させる新田。
官営の新田は東北や北陸、九州などの藩に多く、また利根川水系開発など幕府・藩の計画による河川大規模改修や浅瀬の干拓に付随したものが多かった。一方、商人による町人請負新田は民営新田開発の主流を成した。彼らは新田開発ブームに便乗しており、その計画はしばしば無謀で、水資源を荒らし既存の村と軋轢を起こし、水害で破壊されるなど失敗に終わるものもあった。また開発成功後は小作農から年貢を取る不在地主となった。とはいえこれは新田開発を加速させるため江戸幕府が享保の改革などで奨励した側面もあった。享保の改革とともに、新田の主流は官営の代官見立新田から民営の町人請負新田へと変わってゆく。

2009年04月16日

ナポレオン3世

ナポレオン3世(Napoléon III)、本名シャルル・ルイ=ナポレオン・ボナパルト(Charles Louis-Napoléon Bonaparte, 1808年4月20日 - 1873年1月9日)は、フランス第二共和政の大統領(在任:1848年 - 1852年)、のちフランス第二帝政の皇帝(在位:1852年 - 1870年)。皇后はスペイン貴族の娘ウジェニー・ド・モンティジョ。

生い立ち [編集]
ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世)の弟であるホラント(オランダ)王ルイ・ボナパルトと、ナポレオンの妻ジョゼフィーヌの連れ子であったオルタンス・ド・ボアルネの三男として、1808年パリに生まれた。ナポレオン1世の甥に当たり、ルイ=ナポレオンと通称される。

ボナパルト家の息子として裕福な生活を過ごしていたが、ナポレオンが1815年、ワーテルローの戦いに敗北すると、母オルタンスに引き取られて父ルイとは別居し、ドイツ・イタリアを転々とした後、スイスのチューリヒ州にあるアレネンベルク城で育つ。1821年にはアウクスブルクのギムナジウムに入学する。こうしてドイツ語圏で育ったため、ドイツ語が第一言語となってしまい、彼のフランス語からはドイツ語訛りが抜けなかったという。このため一部の保守派や反ドイツ主義者からは「フランス皇帝でありながらドイツ人のようなフランス語しか喋れない」と不評を買うこともあった(母語であるドイツ語への愛着から、アルザスを視察した際、住民にドイツ語を保持するよう訴えたというエピソードすらある)。

1830年から1831年にかけてイタリアに滞在していたが、その間に兄ナポレオン=ルイとともに過激派のカルボナリ党に参加し、オーストリア官憲から追われる身となる。弟とともに逃亡のさなかにナポレオン=ルイは1831年麻疹で病死した。翌1832年には従弟ナポレオン2世も病死し、ルイ=ナポレオンは伯父ナポレオン1世の後継者たらんと決意を強める。

大統領当選、帝政樹立

フランスへ戻ると、7月王政打倒を訴えて2度反乱を起こすが、失敗する。1840年に終身刑となりハム牢獄に入れられたが、1846年に脱獄してイギリスへ亡命した。2月革命勃発後は補欠選挙で当選、議員としてフランスに復帰した。第二共和政下の1848年12月、対抗馬カヴェニャック将軍に圧勝して大統領に当選する。大統領時代は「皇子大統領」(Prince-President)と呼ばれた。当初、実際の政治経験がほとんどなく、また当時の政界に人脈が乏しかったことなどから、ルイ=ナポレオンはいわば周囲を政敵に囲まれつつ、互いに牽制しあうといった状況であった。しかし、ルイ=ナポレオンは大統領として権力を蓄えた後、1851年12月2日にクーデターを起こし、翌1852年にはナポレオン1世と同様、国民投票を経て帝政を開始、ナポレオン3世として君臨する。一連の流れはボナパルティズムによるところが大きい。

その後、1852年から1860年までを権威帝政、1860年1月23日に締結された英仏通商条約(自由貿易への転換)から1869年までを自由帝政、1869年から1870年までのエミール・オリヴィエ内閣を議会帝政と呼ぶ。

権威帝政では産業資本の利益援護政策を推進し、また当時のセーヌ県知事オスマンと共にパリの市街地を大改造する(パリ改造、1853年 - 1870年)などの大成果を上げた。

自由帝政では立法院に対し大幅に権限を譲歩、民衆に自由の道を開いた。しかし、ジャーナリズムを軽視したため、メキシコ干渉後は大幅にその権威を悪評によって傷つけられた。そのため1869年からエミール・オリヴィエの第3党の育成に取り組んだ(普仏戦争の敗戦により頓挫)。また1867年にはパリ万国博覧会を開催した。国内の統治としては、聖職者や農民、産業資本家など異なる階層の利害関係を利用し、巧妙に統治を行った。この統治体制をボナパルティズムという。

対外戦争 [編集]
1853年のクリミア戦争にイギリスやオスマン帝国側で参加(参戦は1854年から)、ロシア帝国を破り、パリ条約で世界にフランスの力を見せつけた。1856年にイギリスと共同してアロー戦争を引き起こし清朝を屈服させる(1860年)。1858年にインドシナへ出兵してコーチシナ植民地を獲得。

1859年5月3日にはイタリア統一戦争に介入し、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世率いるサルデーニャ軍と共に転戦。6月4日のマジェンタの戦い、6月24日のソルフェリーノの戦いで勝利。イタリア統一を支持する代償として、プロンビエールの密約に基づきサヴォワとニースを獲得する。

1861年にはメキシコ出兵など、積極的な対外政策を取る。1864年にオーストリア皇帝の弟マクシミリアン大公をメキシコ皇帝に就けた。しかし、ベニート・フアレス率いる共和軍やアメリカの抗議により1867年に撤兵。この出兵は著しく第二帝政の威厳を傷つけ、フランス第二帝政は崩壊に向かった。幕末期の日本にも進出し、駐日大使レオン・ロッシュを通して江戸幕府を支援した。

1870年、スペイン王位継承権についてプロイセンと争い、ビスマルクの計略(エムス電報事件)により7月19日宣戦布告する(普仏戦争)。部下の失策により序盤から劣勢となり、9月2日セダンの戦いに自ら出陣したが、腎臓結石を患っており移動もままならず、プロイセン軍に包囲されて降伏し、捕虜となった。このためパリ市民の反感を買い、9月4日失脚、第二帝政は幕を閉じ、一時期を除き900年もの長きにわたって続いたフランスの君主支配が終わった。 勝利したプロイセンは全ドイツを統一し、ヴェルサイユ宮殿鏡の間でドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の戴冠式を行った。

亡命 [編集]
1871年3月、ドイツからイギリスに亡命し、1873年1月9日亡命先イギリスのカムデン・プレイスで死去。息子ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルト(ナポレオン4世)はイギリス軍に入り、1879年にアフリカ南部で戦死した。

評価 [編集]
第三共和政以後、ナポレオン3世に対する評価はあまりよくなかった(1980年代になってようやく再評価をされるようになった)。それには、普仏戦争によりアルザス・ロレーヌ地方を喪失し、第一次世界大戦の禍根を残したことと、その帝位が降伏・革命で終わったことが大きい。

しかし、ナポレオン3世が行ったパリの大改造や、イギリスとの友好関係はフランスを強固にした。他にもイタリア統一戦争への介入によるサヴォワとニース地方の獲得など、数々の成功も収めている。

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2009年04月02日

熊胆(ゆうたん)

熊胆(ゆうたん)は、動物性の生薬のこと。熊の胆(くまのい)ともいう。材料は、ツキノワグマやヒグマの胆嚢であり、乾燥させて造られる。健胃効果や利胆作用など消化器系全般の薬として用いられる。苦みが強い。
いしゅく モルゲン ソニック サシン プラウザー チャプ ノビル すいたい イルク トンブ じゅんさい エンジンシ テクニ クロス リーファ 青皮栗 きんし リターン ラリマール セリバシー ステンド トローク モーグル イヌツゲ リズム バスタブ スペース たまねぎ SEOハツ アオクサ ショット アップ オートモ ファイト リケッチア ぬく森 吾亦紅 ビリンビン ガロン ハナズオウ シェー シュピ へいどん ゲーター カレッジ レジデ カヌー マウンテン はなさか ハハコ

近年は、狩猟者が減少していること、乾燥技術の伝承が絶たれていることなどから価格が上昇している。このため、中国などから輸入される量が増えつつある。

主成分は胆汁酸代謝物のウルソデオキシコール酸 (UDCA)である。UDCAは化学合成が可能であるにもかかわらず、漢方薬として熊胆が未だ珍重されている。

UDCAの他、各種胆汁酸代謝物やコレステロールなどが含まれている。

日本国内における規制 [編集]
日本薬局方においては、ヒグマ(Ursus actos)又はその他近縁動物(クマ科Ursidae)の胆汁の乾燥物が熊胆(ゆうたん)の名で収録されている。ヒグマのみならず本州のツキノワグマの胆嚢の場合も多い。

薬事法に基づき、薬務行政から正式な認可・承認を受けていない場合、ハンターらによる熊胆の販売・譲渡は違法である。 また、薬剤師などの資格を持たないハンターによる製造・販売行為は薬効を謳う謳わないに関係なく薬事法違反になる(たとえ薬剤師ハンターであっても、熊胆に関連する製造・配合などの許可がない場合は違法)。

薬務行政から熊胆に関連する製造・配合などの許可を受けている仲買・製薬業者への原料として、クマから「取り出した状態のまま」或いは「水洗い&単純乾燥」の販売でない限りは違法になる。少しでも手の込んだ乾燥行為は製造行為に該当し違法である。

「水洗い&単純乾燥」の場合でも一般への販売は違法である。クマから「取り出した状態のまま」の胆嚢・胆汁であっても同様である。 また、それは一般への無資格加工等の誘引ともなりかねない行為である。そして無資格譲渡もまた違法である。もちろん、ハンター同士での譲渡・販売も違法となる。したがって、ハンターらの無資格での熊胆販売・譲渡は上記の許容部分を除けばすべてが「密売」、加工行為は「密造」となる。

日本でのクマ狩猟・駆除および春グマ猟に代表される予察駆除などが、結果的に「熊胆の闇取引」を助長させているという見方も強い。

海外取引における規制 [編集]
ツキノワグマやヒグマなど全てのクマ科はワシントン条約により規制されており、カナダ・ロシアなどの輸出国による輸出許可書がない限り国際取引は禁止されている。しかし現実には国内での生産量と流通量に隔たりがあり、中国などから密輸が行われていると推定されている。

また伝統的に熊胆信仰が根強い韓国では、クマが実質的に絶滅状態であり、日本産の同国への違法持ち出しも以前から指摘されている。著しい例として、ブラックマーケットで400万円を超える値段が付いていたことがある

2009年03月18日

姫路城

姫路城(ひめじじょう、Himeji Castle, Himeji-jo[4])は、兵庫県姫路市(播磨国飾東郡姫路)にあった城。江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、ユネスコの世界遺産[5]や日本国の特別史跡[6]となっている。
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姫路城は、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山に築かれた平山城である。日本における近世城郭の代表的な遺構である。

この歴史は中世に赤松氏が姫山に城を築いたことから始まる(異説もある)。戦国時代後期には羽柴秀吉が居城し、江戸時代には姫路藩の藩庁として最初は池田氏、のち本多氏や酒井氏などの譜代大名が入城した。明治時代には陸軍の兵営地となり、歩兵第十連隊が駐屯していた。この際に多くの建物が取り壊されたが、大小天守群、櫓群が当時の陸軍省の働きかけによって名古屋城とともに国費によって保存される処置がとられ[1]、太平洋戦争においては空襲に見舞われたものの焼失を免れた。

現在では天守を始め多くの建造物が現存し、うち大天守、小天守、渡櫓等8棟が国宝、74棟の各種建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に指定されている。また1993年(平成5年)、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。現存天守は、江戸時代以前に建造された天守が現存する日本国内12箇所の城の一つであり、いわゆる「国宝四城」(通例として、国宝指定の天守を持つ城のことを指し、姫路城・松本城・彦根城・犬山城をいう)の一つでもある。

江戸時代や戦国時代を舞台とした時代劇を始めとして映画などのロケが行われることも多く、しばしば江戸城など他の城の代わりとして撮影されている[7]。

名称の由来と別名 [編集]
姫路城天守の置かれている「姫山」は古名を「日女路(ひめじ)の丘」と称した。播磨国風土記にも「日女道丘(ひめじおか)」の名が見られる。姫山は桜が多く咲いたことから「桜木山」、転じて「鷺山(さぎやま)」とも言った[8]。天守のある丘が姫山、西の丸のある丘が鷺山とすることもある。

通称「白鷺城」の由来は以下のような説が挙げられている。

姫路城が「鷺山」に置かれているところから[8]。
白漆喰で塗られた城壁の美しさから。
ゴイサギなど白鷺と総称される鳥が多く住んでいたから。
黒い壁から「烏城」とも呼ばれる岡山城との対比から。
白鷺城は「はくろじょう」の他に「しらさぎじょう」とも読まれることがあり、村田英雄の歌曲に『白鷺(しらさぎ)の城』というものもあるが、日本の城郭の異称は音読みするのが普通である[8]。

他にも以下のような別名がある。

出世城
羽柴秀吉が居城し、その後の出世の拠点となったことから呼ばれる[9]。
不戦の城
築城されてから一度も(外敵との)戦闘を行なわなかったことから。

歴史・沿革 [編集]
姫路城の築城者は南北朝時代・1346年(南朝:正平元年、北朝:貞和2年)の赤松貞範とする説が有力であり、『姫路城史』や姫路市ではこの説を採っている。一方で赤松氏時代は砦と呼ぶべき小規模なもので、「城」と呼べる規模の構築物としては、16世紀に播州平野に割拠した小寺氏の被官である黒田重隆が築城したのが最初であるという異説もある[10]。

山陽道上の交通の要所・姫路に置かれた姫路城には黒田氏や羽柴秀吉(豊臣秀吉)が城主として入り、江戸時代には池田輝政によって今日見られる天守等が築かれた。輝政およびその子・孫以降は親藩松平氏や譜代大名が配置され、さらに西国の外様大名監視のために西国探題が設置された。

2009年03月03日

伯爵やノアの一族の手で既に相当数

イノセンス
「神の結晶」と呼ばれる不思議な力を帯びた(箱の中に眠っていた物)、謎の多い物質。「原石」と呼ばれる結晶の周りに二つの金色の歯車状の物が交差した形状の状態で発見されることが多いが、人間の手によってあるいは自身で様々な物体に変化しているものも存在する。総数は109個だが、伯爵やノアの一族の手で既に相当数が破壊されており、残存する数は不明。ノアの一族とは対極の存在。第三巻冒頭時点で回収されたイノセンスは全部で41個。また、ティキ曰く「この世の物質じゃない」らしく、そのために彼の能力でもイノセンスだけは例外だという。
ある一定の距離に適合者がいれば飛んでいく事もできるが、それ以外は元帥達など、適合者以外の手によって適合者が居る辺りまで運ばれる必要がある。AKUMAやノアに対する敵意を宿していて、伯爵談:「自分達を殺すためなら何でもやる悪魔」。ヘブラスカによると適合者の強い想いに反応してイノセンスが進化してきているらしい。
ハート
すべてのイノセンスの核となる特別なイノセンス。ハートが破壊されてしまうと他のイノセンス全ても力を失う。分かっていることは「まだ破壊されていない」ということと、キューブに記されている限りでは「ハートはひとつ」ということだけであって、形状も能力も所在もいっさいが不明であるので、既に適合者によって運用されている可能性もある。千年伯爵やノアの一族が、虱潰しにイノセンスを破壊するのはそのためでもある。現在ハートの適合者ではないかと思われているエクソシストが数名いるが、実際のところは不明である。
適合者
イノセンスを扱える者。適合者であると判明したものは黒の教団にスカウトされてエクソシストとなるか、千年伯爵によって始末される場合が殆どである。しかし、適合者はイノセンス1個に対し1人の上、イノセンス自体が109個しかないので、そうそう適合者が見付かることはない。
対アクマ武器
対AKUMA用に武器化したイノセンス。世界で唯一、AKUMAのボディに傷をつけ破壊することが可能。個々のイノセンスに宿っている力の違いから、対AKUMA武器の形状や能力もそれぞれに異なる。大きく装備型と寄生型の二種類に分けられる。適合者が強い想いでイノセンスが進化すると、寄生型でも装備型でもない結晶型の対アクマ武器に分類されるが、違いは以下の通り。
装備型(そうびタイプ)
イノセンスを人為的に加工して製造した対アクマ武器。大半のエクソシストは装備型の対アクマ武器の適合者である。
装備型の適合者は後述の寄生型と違って、イノセンスとの身体的な繋がりを持たないので、イノセンスの原石が持つ強大な力の制御が難しく、原石のまま発動していると使用者の体の方が破壊されてしまう。したがって、イノセンスを加工・武器化することでイノセンスの力を抑えて武器として扱えるようになる。ちなみに対アクマ武器を製作する際には、イノセンスごとの能力や性質を分析して、それに見合った形状に仕立て上げる。
なお、装備型イノセンスは発見当時から原石のままではなく、ミランダ・ロットーのように、特殊加工をしていないにもかかわらず何らかの形状をしている物(置時計の何処かの部品)、イノセンス原石が装備品へと変貌したケース(チャオジー・ハンの腕輪型対アクマ武器)も劇中で確認されている。
あくまでもイノセンスの性質に左右されるので、ミランダの「刻盤」のように武器の形をしていないものもある。強制開放のリスクは寄生型より大きい。
結晶型(けっしょうタイプ)
装備型のイノセンスが進化した対アクマ武器。適合者の血液が武器になるため、破損しても自らの血を補填する事で修復できる。装備型と違い、イノセンス自身が血液を別の金属に変え適正な形に武器化する。また寄生型ほどではないが血液を媒介にしているのでイノセンスとの繋がりが強く、戦闘では装備型のように「操作」する必要がないようで、適合者の「想い」が反映される。
現在、これに該当するエクソシストはリナリー・リーだけである。
寄生型(きせいタイプ)
イノセンスの原石が適合者の肉体とシンクロして、適合者の肉体の一部が武器化した対アクマ武器。寄生型の適合者は装備型の適合者に比べて非常に少ない。装備型同様、原石ではなく別の形をとっているケースも確認されている(アレイスター・クロウリー三世の食人花の赤ちゃん『ロザンヌ』)。
寄生型の適合者は自分の肉体の一部を武器化するので、イノセンスとのシンクロ率が高く、装備型に比べてイノセンスの力をより引き出せる。傷ついた対アクマ武器を自己修復する場合もあって、体内のイノセンスが侵入してきたダークマターを浄化するので、AKUMAの血のウイルスで死ぬこともない。その反面、体力の消耗が激しく、寄生型の適合者は寿命も短い傾向にあり、みな非常に大食いである。また、武器が損傷すると神経にダメージを受けてしまう。
寄生型の適合者は装備型の適合者よりも、「AKUMAを破壊したい」という願望が強い傾向にある。
咎落ち(とがおち)
イノセンスの暴走現象。不適合者(イノセンスとのシンクロ率が0以下の人間)がイノセンスとシンクロしようとしたり、適合者がAKUMAやノアに屈してイノセンスの意志を裏切った場合に発生する。体がイノセンスに取り込まれて、強大なエネルギーを放出して破壊行為を繰り返して、24時間以内に命を消費しつくされて死ぬ。
かつて、教団内で不適合者を無理やりエクソシストにしようとする実験が行われた際に多く発生した。現在は秘密事項として扱われ、教団でも一部の人間しか知らない。
臨界者(りんかいしゃ)
イノセンスとのシンクロ率が100%(臨界点)を超えた適合者。元帥は全員臨界者である。作中でアレン・ウォーカーも臨界者となる。

「千年伯爵」関連
AKUMA(アクマ)
千年伯爵によって造られる生きた悪性兵器。絆の深かった者に死者の魂を喚び出させて、ダークマターから造られた魔導式ボディの原型に取り込み、拘束することで生まれる。一度取り込まれた魂はイノセンスによってAKUMAを破壊されない限り自由はない。自爆などによりエクソシスト以外に破壊されると魂はダークマターごと消滅する。
死者の魂を喚ぶのに利用された人間はその場でAKUMAに殺され、その死体はAKUMAが人間に擬態するために被る皮として利用される。体のどこかに素体となった人間の顔の皮がある。擬態中はほぼ完全に正体を隠すことが可能で、特殊な場合(アレンの左眼など)を除いて人間と見分けられることはまずない。
製造者である伯爵に絶対服従であり、強い殺人衝動を持つ(AKUMAたちはこの衝動を「空腹」にたとえている)。人を殺すことで進化し、自我を有するようになり、形状や能力を変化させるという特性を持つ。この自我は取り込んだ魂と別の人格であり、AKUMAの自我は殺戮のたびに快感を覚える一方、魂のほうは苦しみ傷つけられる。取り込まれた魂はAKUMAの進化と共にその原形を失っていく。人の皮を被った状態のまま体を部分的に武器へと変形させて戦闘することもある。
AKUMAの血(オイル)は生物にとって猛毒であり、これを弾丸に成形して撃ち出すことができる。AKUMAの血の成分が体内に入った生物はみるみるうちに黒いペンタクルに侵され、そのまま黒い霧状になって霧散(ノアの一族には無効)。回避するにはAKUMAの血が全身に行き渡る前に吸い出すしか無いが、現実的にはほぼ不可能[2]である。
通常AKUMAは人を殺害するものだが、ある地区内でAKUMAの密度が異常に濃いときは殺人衝動を抑えるために共食いし別のAKUMAの能力を奪うことがある。
進化の最終形態は未だ不明。
Lv1
最も数が多く、頻繁に登場する。本体は基本的にボール型で、ボディ中央部に顔がある。未発達なため知性は低く、しゃべり方も片言のものが多い。エクソシストとして訓練を積んだ者であれば、単独で複数を撃破することもそれほど難しくない。
組み込まれた魂はほとんど生前の姿のまま、鎖で繋ぎ止められて涙を流している。
Lv2
Lv1と比べ、個体によって形状がさまざまになり、それぞれに固有の能力を持つようになる。また、新たに発達した人格感情(芽生えた心)を持って自律的に行動するようになる。
組み込まれた魂はミイラのような状態になり、年齢も性別も全く分からない。
Lv3
甲冑を纏った超人のような雰囲気で全体的に似た姿をしているが、細部の違いはLv1よりも顕著である。時々、顔面にいくつもの目を開かせる事がある。頭部の中に皮となった人間の顔が隠れている。固有の能力を持っている所はLv2と同様だが、接近戦などいくつかのタイプに特化するようになり、格段に強力になる。また、掲載当初のLv3は、それぞれ特徴的な「羽」(エシの蜘蛛の巣のような羽など)をもっていたが、話が進むにつれ、本部襲撃の際などLv3が大量にいるときには、どの個体の羽も同じ形状で統一されていた。形状は天使の羽を縮小したようなもの。
魂の状態はLv2時よりもさらに悪化し、輪郭が崩れておぼろげな姿となる。
フィーバー プレイン ニソガラ てっさく ヒット ロイター 花いちもん スダコタ まんば 甘露国内 ダウト 茜色の約束 イコン デジポ 田園列車 ライプチヒ スキャ ジンビター ププス セレナーデ チガヤ ジャスト ドライカ サンカ デッド 場春夢 スーパー カジスカ ピアサポト マンボウ モンド クロミッド タロミクス せっせっせ レーン ナイト いまさく リース あずきいろ カートリ チューハ レビュ フィン ふすまえ シャブシ カーソル ベロニカ キャリ バビロニ キャラ

融合体(仮称)
複数のLv1 - Lv3が合体して変形した姿。三つの顔を持つ巨人のような姿をしており、破壊力や防御力もかなり増大している。主に踊りながら行動する。
Lv4
長い裏歴史を記録しているブックマンも知らない存在であり、ルル=ベルによる本部襲撃において教団にとっても初の接触となった。その実力は元帥クラスを凌駕する。
初登場の個体はひらがなを喋り、小型で限りなく人型に近い形状。Lv3から妊婦の女性型が脱皮するように現れた。
魂の状態は目もあてられないほどに崩壊し悪化しており、様々なAKUMAの魂を見てきたアレンでさえ嘔吐するほどである。
ダークマター
通称は「暗黒物質」。作中ではAKUMAを構成する物質を指す。イノセンスと相反する物質で、AKUMAが人を殺せば殺すほど強化されていく。ダークマターの能力による影響はAKUMAが倒されると解除される。個々のダークマターは特有の能力を有する。自爆するとダークマターと魂が一緒に吹き飛ぶ。
ゴーレム(千年伯爵側)
千年伯爵によって作られる(それ故趣味が入っている)。人間の言葉を理解することができる。種類こそは少ないが、伯爵及びロードが使用する傘型ゴーレム(レロ)、ティキ・ミック使用の食人ゴーレム(ティーズ)、同じくティキ・ミック使用のカード(リスト檻の囚人、セル・ロロン)が確認されている。
ティーズ
ティキ・ミック使用の蝶型のゴーレム。羽の種類は様々で主にトランプのマークが付いておりそれぞれ異なる。人を主食としており、人間を喰えば喰うほど繁殖し増えていく。巨大化し武器になったり口内から破壊光線を放ったり出来る。
ノアの一族
人類最古の使徒、「ノア」の遺伝子と記憶を受け継ぐ超人達。ロード曰く「自分達こそ神に選ばれた本当の使徒である」。歴史の分岐点にたびたび出現しているがどの文献や書物にも記されておらず、歴史の裏でしか語られることはない。千年伯爵と共に“家族”を形成している。身体的特徴は肌が灰色に近い褐色であることと、額に十字架の聖痕が7つあることである(だが、前述の特徴を意識的に隠し、ほぼ普通の人間と変わらない姿になる事も可能)。千年伯爵同様、イノセンスと対局に位置する存在であり、イノセンスを破壊できる力を持つ一方で、体内に直接イノセンスの力を流し込まれると死亡する。
全部で13人存在することが確認されている。登場したのは、伯爵と、14人目を含めると、8人で、残り設定可能なのは、6人。ノアの一族はそれぞれノアの感情を司っており、ロードが「夢」、ティキが「快楽」、スキンが「怒」、ジャスデビ(デビットとジャスデロ)が「絆」、ルル=ベルが「色」となっている。
ノアの方舟
ノアの一族が作り出す移動手段。空間を越えて移動できるが、詳細はいまだ不明。外見は全く舟の形をしていない。千年伯爵は動けなくなった古い方舟の代わりに新しい方舟を建造した。空間が次元の狭間に吸収されて消滅しても、心臓さえ無事なら、奏者が弾けば空間を元通りにする事が出来る。
伯爵が旧方舟のプログラムを新方舟にダウンロードしたため旧方舟は閉じ込められたアレン達ごと消滅しかけたが、クロスの助力により奏者として方舟を操ったアレンとティムキャンピーにより完全に復活。その後、旧方舟本体は本部上空に位置しており、本部や他の支部にゲートが設置されている。
奏者(そうしゃ)
方舟に影響を及ぼす存在。千年伯爵と、ノアの長子であるロード、14番目から資格を受け継いだアレンとティムキャンピーが確認されている。
生成工場(プラント)
アクマのボディを生成するための工場。ダークマターの塊である為、元帥でも破壊は難しい。千年伯爵がクロスに妨害されながらも新方舟にダウンロードを終えたかに見えたが寸前にアレンとティムキャンピーが奪い、その後黒の教団の第5研究室に運ばれた。黒の教団に侵入したルル=ベルらが奪おうとしたが、クロス元帥らとアレンにより破壊される。
守化骸(スカル)
千年伯爵によって造られた分厚いコートを着用した骸骨たち。魔術により体を改造された元人間。寿命は約200年。体が丈夫で銃弾程度では死なないが、対AKUMA武器やAKUMAによる攻撃は有効。仕事はアクマ製造手伝い、方舟清掃、伯爵の衣服の縫製など雑務全般。生まれたては動作が鈍いが、慣れると魔術が使えたり話したりできる。死ぬ時は砂と化して消滅する。
協力者(ブローカー)
AKUMAの材料を用意する人間。伯爵から多額の報酬を与えられている。

2009年02月12日

マブラヴ オルタネイティヴ

『マブラヴ』と一体のものとして開発が進められていたものの、製作に膨大な時間がかかってしまうことから、『マブラヴ』発売時に『マブラヴ オルタネイティヴ』として分割して発売されることが発表された(アージュ側の発表では分割は当初の予定通りで、CD枚数が6枚から4枚+CD-DA1枚への不自然な変更もデータ圧縮技術の進展のためとしている)。
ミクロ ノミネー トップ ミゼラブ パビリ フルセッセ 南瓜 シナプス ブーツ ドミニ しんちょ じょうへん ビデア ころどこ ノーシード ククル シューズ ピリミジン レーシズム オーバ モチノキ ジョーンズ ティマイオ サファリジ ウイグル ストリ サーチ バーボ ダイパーズ 勿忘草 サイドス るじゅつ テキサス デビル ゴジラ しいたけ リスト きびざけ にしき パンハ ミラクル ジオラマ オートマト テディー ヒメウ シャツラ サニー ルーム フランベ 湾岸

その為、『マブラヴ』よりも先に『マブラヴ オルタネイティヴ』をプレイしてもストーリーを理解するのは難しい。公式ページ開設当初は、『マブラヴ』をプレイした上で本作をプレイする事が推奨されていた。

前作『マブラヴ』同様発売日に関しては延期が繰り返された。当初は「2004年中」と発表されたが数回にわたって延期され、最終的にDVD-ROM版は2006年2月24日、CD-ROM版は2006年3月3日に発売された。

作中では『君が望む永遠』の涼宮遙と速瀬水月、『君がいた季節』の伊隅みちるなど、âgeの歴代作品のヒロインが登場するスター・システムを採用。 『マブラヴ』では後半の一部でしか登場しなかった人型兵器「戦術機」の活躍なども見所のひとつである。また、SF超大作とも言える作品で、アダルトゲームとは思えないストーリーや、âgeならではの演出も見所になっている。

本作には通常のアダルトゲームによく見られる、ヒロイン毎の個別ルートというものが存在せず(前作『マブラヴ』にはある)、一部の演出が僅かに変化する程度で、基本的には一本道。従って、選択肢に関わらず性的描写はあらかじめ決められたメインヒロインのみ。これは『君が望む永遠』と同様に、セックスをドラマのパーツとして使用しているためと思われる。これも他のアダルトゲームと一線を画す要因の一つとなっており、本作がいかにストーリーに力を入れているかの表れであろう。

主人公の成長や戦闘シーンの迫力、高揚感によって「燃えゲー」、展開される物語・描写の残酷さ(グロテスクさ)や主人公の苦悩、ヒロイン達の背負った宿業とその結末などによって「鬱ゲー」、登場人物の心情や物語の結末がもたらす浄化感によって「泣きゲー」と称され、「評価が分かれる」というより、様々な属性を併せ持つ作品である。

18禁版と全年齢対象版との違い
全年齢対象版が2006年9月22日に発売された。俗に「全年齢版マブラヴ オルタネイティヴ」などと呼ばれているが、正式には18禁版同様『マブラヴ オルタネイティヴ』である。âgeでは「限定解除版」と呼んでいる。

主な変更点は以下の通り。
JAM Projectフルメンバーによる新主題歌「Name~君の名は~」の追加
性行為やショッキングなシーンの削除・改変、ならびにそれに付随するシナリオ・テキストの一部改変
チャプターを選択してシーンを見られる機能の追加
一部シーンで主人公のボイス追加

メディアミックス
『贖罪』 - 神宮司まりもの過去が描かれたサイドストーリー、テックジャイアン2006年5月号
『継承』 - 伊隅みちると、その姉妹たち(1999年のâge作品『君がいた季節』に登場)が描かれるサイドストーリー、電撃姫2006年6月号。
『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』 - テックジャイアン2007年2月号(2006年12月21日発売、当初予定は2007年1月号)からはâge・ボークス・テックジャイアン合同企画として、サイドストーリーを連載。
上記作品のうち『贖罪』と『継承』については絶版であり、手に入れることはかなり難しかったのだが、
2008年6月発売のâge会員限定販売ソフト『アユマユオルタネイティブ』において、フルボイス化された『贖罪』『継承』が『マブラヴ オルタネイティブ Chronicles』として付属されている。

漫画作品については、『コミックス』の節を参照。
スピンオフ作品の詳細については、『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』を参照。

インターネットラジオ
『マブラヴラジオ』の項を参照。

ファンディスク
『マブラヴ ALTERED FABLE(オルタード フェイブル)』の項を参照。

物語概要
本作は『マブラヴ』UNLIMITED編の続編で、主人公・白銀武が『並列世界』に初めて来た日である2001年10月22日にタイムスリップしたところから始まる。したがって、最初の展開はUNLIMITED編に近いが、未来を知る武が関わることにより、UNLIMITED編とは異なる展開を見せ始める。

また、本作はUNLIMITED編の続編であると同時にEXTRA編とも深い関わりがあり、双方に散りばめられた謎やイベントが、本作の物語の上で非常に重要な役割を果たすことになる。

一部に画像を含めてグロテスクな展開(画像については修正をかけず凄惨な様をそのまま描画している)があり、ショックを受けたユーザーも多かった。またâgeの過去作から登場するキャラクターの扱いを始め特に物語中盤から重く、精神的にきつい展開が多くなっている。

グロテスクな描写においては公式サイトのQ&A(質問番号101)に「作品上必要な表現として制作したが、ゲームを進められないといった極めて切実な要望をいただき、たとえ作品性に多少変動が生じたとしてもまずプレイしていただくことが何より必要である」として該当する画像にモザイクなどを用いて直接描写を緩和する「緩和パッチ」が公開された。ただし、ストーリー上必要な表現であるため、展開そのものを”なかったこと”にはしていない。

なお、全年齢版ではこのシーンは「グロテスク」な対象物を隠すなどの修正が行われている。

一方、このダイナミックで細かい演出やストーリーに対する評価の声が非常に高いのも事実である。

あらすじ
2001年10月22日、主人公・白銀武は目が覚めると『並列世界』に放り出されていた。そこは数十年に渡る地球外起源種「BETA」との戦いで朽ち果てた柊町であった。何もかもが違う世界で成行きで国連軍に入隊した武は、その運命に翻弄されながら対BETAの切り札ともいえる人類救済計画「オルタネイティヴIV」に関る国連軍衛士として仲間と共に戦い続けた。しかし、12月24日、人類は戦うことを諦め、地球放棄計画「オルタネイティヴV」を発動してしまう。(ここまで前作「マブラヴ」UNLIMITED編)

そして3年後、目覚めるとそこは自宅だった。『元の世界』に戻れたと浮かれていた武だったが、家の外には3年前に見た光景が広がっていた。カレンダーはあの日と同じ2001年10月22日。武はタイムスリップしただけだったことに落胆していたが、未来を知っている唯一の人間として「オルタネイティヴIV」を完遂させ人類を勝利へと導くべく、国連軍横浜基地の門戸を叩く事を決意した。再び207部隊に編入した武は、3年間の軍事経験と未来の記憶、人並みならぬ覚悟だけでたった一人、戦いに臨む。

残された時間はあと2ヶ月。果たして武は未来を変える事ができるのか。そして人類はBETAに勝利することができるのか―――。

登場キャラクター
キャストは、18禁(オリジナル)版/全年齢版の順。同じ場合は省略。

白銀 武(しろがね たける) 声:相庭剛志/保志総一朗
本作の主人公。国連太平洋方面第11軍横浜基地衛士訓練学校 第207衛士訓練部隊所属の訓練兵。UNLIMITED編では、白陵柊学園の生徒だった彼が、ある朝目覚めると人類と地球外生命体が戦争をしている別の世界になっており、なりゆきでその戦争に巻き込まれてしまった。戦術機適性検査の歴代最高記録を叩き出すなど、衛士としての類稀なる才能を発揮する。本作では『並行世界』に初めて飛ばされた時と同じ日にタイムスリップし、同じ状況に立たされる。UNLIMIMTED編との違いは、衛士として三年間の経験を積んでいることと、一部欠落しているが三年分の出来事の記憶があるということ。残された断片的な記憶を頼りにこの世界を救おうと決意。夕呼の力を借りて、未来を知る者として歴史に関与していく。新兵ではないが実戦経験がないためか、本編開始当初から思考や決断にも躊躇や甘さが見られる。
鑑 純夏(かがみ すみか) 声:藤原理加/田口宏子
前作のUNLIMITED編では姿こそ見せなかったものの、今作におけるメインヒロインであり、最も重要な役割を担っている。
御剣 冥夜(みつるぎ めいや) 声:奥田秋/奥島和美
武と同じく横浜基地207部隊の訓練兵であり、極一部の人間のみにしか知られていないが日本帝国の政威大将軍、煌武院悠陽(こうぶいん ゆうひ)の双子の妹。前のこの世界では帝国を統治する将軍家の遠縁としか身分は明かされていなかったが、武は12・5事件をきっかけに全てを知ることになる。接近戦が得意。名刀・皆琉神威の使い手で、剣術のスペシャリスト。高貴にして冷静沈着な性格。
前作では、帝家縁者だったが、今作では将軍家縁者に設定が変更されており、それに伴い、月詠等の所属する「このえ」も、近衛から斯衛に変更されている。これは、近衛が君主を守護するための君主直属の部隊を意味するため。尚、「斯衛」と言う言葉は存在せず、造語。
榊 千鶴(さかき ちづる) 声:高柳香帆/倉田雅世
武と同じく横浜基地207部隊の訓練兵。部隊の分隊長であり、日本帝国内閣総理大臣、榊是親(さかき これちか)の娘。規律と命令を重んじている。彩峰とは犬猿の仲で、事あるごとに対立する。
彩峰 慧(あやみね けい) 声:吉野なつき/永島由子
武と同じく横浜基地207部隊の訓練兵であり、元帝国陸軍中将、彩峰萩閣(あやみね しゅうかく)の娘。近接格闘戦に優れる。作戦よりも状況判断を優先し、そのことで榊と対立している。無口で考えが読みづらいが感情が行動に出ている。
珠瀬 壬姫(たませ みき) 声:北都南/ひと美
武と同じく横浜基地207部隊の訓練兵であり、国連事務次官、珠瀬玄丞齋(たませ げんじょうさい)の娘。極東一の腕を持つスナイパー。まさに長距離射撃の鬼。極度のあがり性だが、自力でそれを克服した。
鎧衣 美琴(よろい みこと) 声:野中真澄/久保田恵
武と同じく横浜基地207部隊の訓練兵であり、情報省外務二課課長、鎧衣左近(よろい さこん)の娘。サバイバルスキルが高い。前作では新米同様の武を見事にカバーし、その危機対応能力を存分に見せ付けた。武のいた『元の世界』の尊人と酷似しているが性別は女。分隊のムードメーカーでもある。マイペースという言葉を具現化したような存在。
神宮司 まりも(じんぐうじ まりも) 声:南綾香/井上美紀
横浜基地衛士訓練学校の教官。階級は軍曹。A-01部隊の衛士は全員彼女の教え子である。夕呼とは横浜基地が国連軍に接収される前の帝国軍白陵基地時代からの付き合い。帝国陸軍出身で一時は富士教導隊に配属されていた程の優秀な衛士である。当時の階級は中尉だった。どの〝世界〟においても武の成長に大きく貢献している。
香月 夕呼(こうづき ゆうこ) 声:稲葉貴子/本井えみ
横浜基地の副司令であり、物理学者でもある「オルタネイティヴIV」の最高責任者。武を207部隊に編入させた張本人で、武にセキュリティレベルの高いIDを持たせるなど、いろいろと便宜を図ってくれた。しかし、その行動の目的は不明。「オルタネイティヴIV」の完遂を全てに優先しており、その為にはあらゆる犠牲を容認し、冷酷な決断をも下す。常にクールな佇まいを崩さず、本心を表に出す事は滅多に無い。自身の研究以外にも、作戦立案や兵器の改良など多方面に才能を発揮する本物の天才。なお、ヒロインキャラクターではないものの、物語の中心的人物であるために劇中では最もセリフが多い。
社 霞(やしろ かすみ) 声:栗林みな実
横浜基地の地下19階、香月博士の執務室の隣にある特殊な部屋にいる謎の少女。香月博士と行動を共にする「オルタネイティヴIV」の重要人物。そのため、制服の袖章には通常の「YOKOHAMA BASE」ではなく「ALTERNATIVE IV」と書かれている。毎朝、起床ラッパ前に武を起こしに来るなど謎の行動を取る。基本的に無口であまり感情を見せず、話す時もポツリポツリと言葉を紡ぐ事が多い。ウサギの耳と尻尾のような飾りを着けている。桜花作戦では、臨時少尉に任じられ「XG-70d(凄乃皇四型)」に搭乗する。
伊隅 みちる(いすみ みちる) 声:湯川みゆき/渡辺久美子
横浜基地副司令直属の特殊任務部隊A-01(通称、伊隅戦乙女中隊(イスミ・ヴァルキリーズ))の部隊長兼A小隊長。階級は大尉でポジションは迎撃後衛(ガン・インターセプター)。面倒見がよく、とても部下思いな人物である。部下の色恋沙汰に関する読みは外した事が無いらしい。伊隅四姉妹の次女で、姉は日本帝国内務省に在籍しており、妹2人は帝国陸軍の衛士。四姉妹全員が同じ幼なじみに好意を寄せている。「君がいた季節」のヒロインの一人。
宗像 美冴(むなかた みさえ) 声:隅谷直海/浅川悠
本作が初登場の新キャラクター。特殊任務部隊A-01の迎撃後衛(ガン・インターセプター)。実力は部隊ナンバー3で階級は中尉、C小隊長。冗談とも本気とも取れない発言が多く得体が知れない。中性的な外見が魅力的。京都出身で嵐山から見る京の風景が好きらしい。いつも飄々としているが、武に突撃前衛としての心構えを説いたり、時には新人達を一喝したりと、軍人としては優秀であり、やる時はやる人。風間とは行動を共にする事が多い。実はロマンチスト。
風間 祷子(かざま とうこ) 声:三咲里奈/伊藤静
本作が初登場の新キャラ。特殊任務部隊A-01の制圧支援(ブラスト・ガード)で階級は少尉。大人しそうな物腰だが、実は早飯喰らい。ヴァイオリンを趣味としており、腕前も相当なもの。よく他の隊員に呼ばれては、その腕を披露している。音楽という文化を後世に残す為に戦っている。宗像とは行動を共にする事が多い。
涼宮 遙(すずみや はるか) 声:栗林みな実
特殊任務部隊A-01のCP将校(コマンド・ポスト・オフィサー)で階級は中尉。戦域管制(オペレーター)を担当している。水月と同期で親友。茜の姉。見た目はおっとりしているが、とても芯が強く、怒ると怖い。総合技術演習の際に事故で大怪我を負い、両足の切断を余儀なくされた。それが原因で、衛士適性検査に落ちてしまう。疑似生体移植による再生手術を受けた為、現在は日常生活に支障がない程度には回復している。「君が望む永遠」のメインヒロインの一人。
速瀬 水月(はやせ みつき) 声:石橋朋子/たかはし智秋
特殊任務部隊A-01の突撃前衛(ストーム・バンガード)。部隊ナンバー2の実力を持ち突撃前衛長を務める。階級は中尉、B小隊長。遙とは親友でありライバル。酒には弱く、直ぐに酔ってしまう。酔うと誰かしらに絡む。直情型で感情の起伏が激しい為、宗像によくからかわれている。だが、必要な時にはその感情を完璧に抑える事が出来る強さと、軍人としての優秀さを兼ね備えている。「君が望む永遠」のメインヒロインの一人。
涼宮 茜(すずみや あかね) 声:上原ともみ/水橋かおり
特殊任務部隊A-01の強襲掃討(ガン・スイーパー)。階級は少尉。遙の妹。千鶴とは親友で同期だったが、千鶴達の分隊が総合技術演習に不合格となったことで、結果的に2ヶ月ほど早く任官している。水月に憧れており、水月と同じ突撃前衛となった武にライバル心を燃やす。柏木とは、同じ分隊の出身という事で仲が良く、行動を共にする事も多い。「君が望む永遠」のヒロインの一人。
柏木 晴子(かしわぎ はるこ) 声:夏野巳琴/松浦チエ
特殊任務部隊A-01の砲撃支援(インパクト・ガード)。階級は少尉。茜と同期。普段から朗らかで人懐っこいが、常に冷静な視点で物を捉え、時には非情とも思える考えを持つ事もある。それが周りの人間にとってあまり気持ちの良いもので無い事も自覚しているようで、任官前は分隊長である茜に合わせていた。任官後は、訓練時代と同じ考えではいけないと、茜と口論する場面も。とはいえ、基本的に仲は良い。もうすぐ徴兵年齢を迎える弟達を気にかけている。好物は中華丼。
月詠 真那(つくよみ まな) 声:上田亜紀子/星野千寿子
帝国斯衛軍第19独立警備小隊の隊長で階級は中尉。神代巽・巴雪乃・戎美凪の三人の部下を引き連れている。冥夜やその他皇族に忠誠を誓っている。非常に真面目で自他共に厳しい性格ではあるが、根はとても優しい人物である。甲21号作戦では斯衛軍第16大隊に所属し、ウィスキー部隊に参加する。紅い武御雷(00式戦術歩行戦闘機)を駆り、衛士としての実力も極めて高い。
神代 巽(かみよ たつみ) 声:海原エレナ/氷青
帝国斯衛軍所属であり月詠の部下。冥夜と上官である月詠に絶対の忠誠を誓っている。階級は少尉。白い武御雷に搭乗。
巴 雪乃(ともえ ゆきの) 声:宮内裕香/笠井律子
帝国斯衛軍所属であり月詠の部下。冥夜と上官である月詠に絶対の忠誠を誓っている。階級は少尉。白い武御雷に搭乗。
戎 美凪(えびす みなぎ) 声:まつもとちあき/阪口あや
帝国斯衛軍所属であり月詠の部下。冥夜と上官である月詠に絶対の忠誠を誓っている。階級は少尉。白い武御雷に搭乗。
パウル・ラダビノッド 声:若本規夫
横浜基地の司令官。前作で主人公達に「オルタネイティヴⅣ」の終了を告げた人物。階級は准将。
煌武院 悠陽(こうぶいん ゆうひ) 声:吉田恭子/吉住梢
日本帝国の現・政威大将軍。冥夜の双子の姉。煌武院家では双子は忌児であるとされ、妹の冥夜は遠縁の御剣家へ養子と出された。彼女と政府との有り方が12・5事件の一因になった。
鎧衣 左近(よろい さこん) 声:福武一之/沢木郁也
帝国情報省外務二課の課長であり、美琴の父。神出鬼没でマイペースな性格だが、悠陽の信頼も厚い実力者。権謀術数に極めて長ける。
珠瀬 玄丞斎(たませ げんじょうさい) 声:番菜判斗/稲田徹
国連事務次官であり、壬姫の父。相当な親馬鹿。
沙霧 尚哉(さぎり なおや) 声:十文字隼人/子安武人
帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団・第1戦術機甲連隊所属の衛士で階級は大尉。12・5事件首謀者。元帝国陸軍中将、彩峰萩閣(あやみね しゅうかく)の元部下で、慧とも顔見知り。12・5事件では性能で劣る不知火(94式戦術歩行戦闘機)でウォーケン少佐の駆る米国の最新鋭機・F-22A(ラプター)を撃墜、武のXM3搭載吹雪を歯牙にもかけないなどその衛士としての実力は本編中最高クラスである。月詠搭乗の武御雷に敗れ去る。
アルフレッド・ウォーケン 声:前島貴志
米国陸軍第66戦術機甲大隊所属。階級は少佐。合理主義的な指揮官である。12・5事件で一時的に国連軍に編入された。米国の最新鋭機・F-22A(ラプター)を駆るが、沙霧大尉の不知火に敗れ戦死。
イルマ・テスレフ 声:大友清里/浅井清己
米国陸軍第66戦術機甲大隊所属。階級は少尉。フィンランド出身で、BETAによって消滅した祖国を再建することが夢。12・5事件において殉職。コールサインはハンター2。
イリーナ・ピアティフ 声:高野直子
横浜基地通信士官で階級は中尉。香月副司令の秘書官も勤める。ポーランド出身。
京塚 志津江(きょうづか しづえ) 声:喜田あゆ美
横浜基地の食堂のおばちゃん。階級は臨時曹長。柊町駅の近くで食堂を経営していた。BETAの侵攻で町が壊滅したため、横浜基地の食堂で働いている。
穂村 愛美(ほむら まなみ) 声:雨宮麻紀/尼子真理
横浜基地所属の衛生兵。
一文字 鷹嘴(いちもんじ たかはし) 声:十文字隼人/子安武人
国連宇宙総軍第3艦隊第2戦隊旗艦再突入型駆逐艦「夕凪」の艦長。
伊隅 あきら(いすみ あきら)
伊隅四姉妹の四女で帝国陸軍の衛士。階級は少尉。甲21号作戦では第133連隊に所属しウィスキー部隊に参加、奮戦するも小隊が壊滅、自身は間一髪の所で月詠ら斯衛軍第16大隊に救われ無事生還する。2003年の甲20号作戦時には、帝国陸軍のライトニング中隊隊長となり、活躍する(マブラヴサイドストーリー「継承」)。
築地 多恵(つきじ たえ)
207A分隊の一人。涼宮茜と柏木晴子の同期。本編では既に殉職しており、名前が登場するのみである。
小沢艦長 声:飯塚昭三
作戦旗艦「最上」艦長。甲21号作戦で帝国軍を指揮する。
安部艦長 声:浜五郎/小杉十郎太
帝国連合艦隊第2戦隊、戦艦「信濃」の艦長。
田所艦長 声:巌蝉秋/秋元羊介
帝国連合艦隊第3戦隊、戦艦「大和」の艦長。
井口艦長 
帝国連合艦隊第3戦隊、戦艦「武蔵」の艦長。
大田艦長
帝国海軍潜水艦「崇潮」の艦長。
斯衛部隊指揮官 声:杉崎和哉/谷山紀章
甲21号作戦で斯衛軍第16大隊を指揮する。青い武御雷に搭乗。
エイラート艦長
国連宇宙総軍第3艦隊第3戦隊旗艦艦長。イスラエル出身。
シャイロー艦長
国連宇宙総軍第3艦隊第4戦隊旗艦艦長。アメリカ出身。
ラファイエット艦長
国連宇宙総軍第3艦隊第5戦隊旗艦艦長。フランス出身。
鳴海 孝之(なるみ たかゆき)
涼宮遙と速瀬水月の思い人。名前のみ登場。(「君が望む永遠」の主人公)

世界観
EXTRA編の武がいた『元の世界』の史実は殆ど現実世界と変わらない設定だが、UNLIMITED編や本作の物語の主体である『並列世界』の史実は特に1944年以降が大きく異なっている。

第二次世界大戦(大東亜戦争)では、日本は敗れはしたものの、1944年に終戦しているために2発の原爆攻撃を受けておらず、無条件降伏もしていない。しかし、現在の国号は「日本帝国」となっている。この後、米国軍は日本に駐留していたが、欧州へのBETA侵攻を機に撤退している。また、ソビエト連邦も解体されずに残っている。

日本の首都は大政奉還後も京都であり、東京は経済中心地として発展してきた。しかし、BETAが日本に侵攻した1998年に京都が壊滅したため東京に遷都している。

科学技術も、特に軍事方面では格段に進んでおり、遅くとも1966年には月に国際月面基地の建設が完了している。

物語が始まる2001年10月22日時点では世界の総人口は10数億人で、日本の人口も6,000万人程度になっている。

日本の政治体制は内閣総理大臣を国家元首とする『元の世界』とは異なり、「皇帝」を日本帝国の元首とし、皇帝より任命された「政威大将軍」(将軍)が政務と軍の指揮権を委譲されるという形で統治している。その下に、内閣総理大臣(榊千鶴の父)が位置しており、本来は将軍の政務を補佐する役割であるが、将軍の意志が十全に政治に反映されていないのが実情である。このことが、一部の帝国軍によるクーデター『12・5事件』の理由の一つとなっている。

2009年01月26日

ジェルジ・リゲティ

ジェルジ・シャーンドル・リゲティ(György Sándor Ligeti, 1923年5月28日 トゥルナヴェニ - 2006年6月12日 ウィーン)は、ルーマニア出身のユダヤ系ハンガリー人作曲家。オーストリア市民権を取得していた。

第一期 (-1954)
すでに1920年以降ルーマニア領となっていたトランシルバニア地方の都市トゥルナヴェニ(ディチェーセントマールトン)で生まれる。ディチェーセントマールトンはシュテットルの一つであった。ブダペスト音楽院で作曲を学び1949年に卒業。カドシャ・パール、ファルカシュ・フェレンツ、コダーイ・ゾルターン、ヴェレッシュ・シャーンドルらに学ぶ。1950年から母校で教えていたが1956年のハンガリー動乱にさいして、ウィーンに亡命した。
イタ飯 タップ ナビトーチ レザー ひなづる メンド オラト 若き獅子 スイセン お山 シャシー フェタミン ブルージー ハリファ シンガ マニュ チリ バカンス スタバ ピアプ プラス シュード チェス シャトル ブレン プライス ビング 風神雷神 パライパ リンプ フォッ サラバード トシン バンド チロル もうげつ ラザニ ルサロ もみがら プルーフ アップ セクター ハーベ ローション インター ザクロ ブロカ ジェラー モルダビア ファー

ハンガリーは当時共産圏統治下で最も強くクラシック音楽への弾圧が行われており、場合によっては声楽家がバッハのカンタータすら法律違反で歌えないという有様であった(このコメントはジグムント・サットマリー氏による)。その当時の彼は、バルトークの影響を受けつつ、彼もまた民謡の編曲や、民謡を取り入れた作品を発表する中で革新的な作風を模索していたが、一部の作品(《パーパイ夫人》や《アラーニの5つの歌》など)は当局により演奏を禁止された。この頃のハンガリーでは新ウィーン楽派の音楽は厳しく規制されていたが、彼は妻の協力により十二音技法に関する情報を得ることができ、その音楽に強く惹かれるようになったという。こうした背景が亡命後の彼の作風変化に大きく寄与した。自身の音楽環境の貧しさから、「素材の貧しさ、稀少さとは何か」を定義するユニークなアイデアを生み出した。このアイデアが「ムジカ・リチェルカータ」に結実している。

第二期 (-1965)
西側に渡った彼はカールハインツ・シュトックハウゼン、ヘルベルト・アイメルトなどの知遇を得て、ケルンの電子音楽スタジオにおいて1957年に《グリッサンディ》、翌年には《アルティクラツィオーン》を作曲。1960年のケルン国際現代音楽祭において初演された管弦楽曲《アパリシヨン》、および1961年のドナウエッシンゲン音楽祭で発表された《アトモスフェール》によって一躍、前衛作曲家としての地位を確立した。

この頃の彼の関心は十二音技法やそれを発展させたトータル・セリーよりもトーン・クラスターやリズムにあった(もっとも、ブダペストにいた頃から関心を抱いていた)が、1960年代の「反音楽」にも積極的に挑戦し、「本をペラペラとめくる」などの特殊奏法の連発で構成される「アヴァンチュール」、「新しいアヴァンチュール」で当時の音楽状況を告発している。この作品の中に「セリー音楽」の実習例が僅かに見出されるが、リゲティ本人はセリー実習を否定している。

オルガンの機能の限界に挑戦した「ヴォルーミナ」、ピアニストが一音しか弾かない「ディヴィッド・チューダーのための三つのバガテル」、ではアナーキズムにも興味を示し、この属性は超絶技巧を伴う名人芸に内包されて、挑発性が顕著となってゆく。

こうした1960年代が「技法の実験による作曲家の高慢」と揶揄されているのを感じ取った彼は、とっさに宗教性の鉱脈を掘り当て、それが「レクイエム」に結実する。いまだ、サクレド・ミニマリズムが流行になる以前のことであった。この作品の質で、リゲティは世界的な名声を手に入れることとなった。楽譜の段数が極端に多い故、紙筒の中に巻かれて販売されると言う方式も話題を取った。この「レクイエム」の世界初演の際に甲斐説宗が楽屋まで弟子入りを志願し、たった一回の簡易な形のレッスンではあったものの、甲斐がリゲティの一番弟子になった。

第三期 (-1981)
ウィーンに渡った後、ミクロ・ポリフォニーと呼ばれる技法で知られるようになった彼は、クラスターに重きを置かなくなり、「旋律群」のように調性的な傾向へシフトするなど、常に時代への挑発を失わなかった。弦楽四重奏曲第二番では「音色のカノン」がはじめて導入されるが、これをジャチント・シェルシは「盗作だ!」と憤慨。リゲティの作品がスタンダードナンバー化したことに伴い、シェルシとの仲は、これで回復しなかった。この頃から彼のオリジナリティに翳りが生まれる。

「室内協奏曲」、「二台ピアノの為の三つの小品」ではオクターブとパルスに作曲上の問題を集中させ、なおかつ音選択も極めて厳格に行われている為に傑作の誉れが高い。とはいえ第三期に入っても原則的に一拍を等分するリズム語法のままで書かれており、この書法のままでリズム語法を探究するのは当初から限界があった。トーンクラスターの暴力は、この時期には最早聴かれなくなった。

「ロンターノ」や「二重協奏曲」ではオーケストラのテクスチャーの精緻な堆積から生まれる柔らかい音色は、60年代の衝撃音の連続とは全く違い、クラシック音楽を好んで聴く層にまで訴えるものがあった。しかしながら、「過去の音楽文化」への退行は隠せないものになった。オクターブを自由に重ねる技法もヘンリク・ミコワイ・グレツキが元祖であり、「誰からでも影響を受ける」とまで批判されることもあったと言う。

ニッコロ・カスティリオーニからの影響を感じさせるオペラ「大いなる死者」では、「レクイエム」とは正反対にナンセンス音楽の集大成を図り、役名から音楽上の素材まで悪ふざけの極致で聴衆を圧倒した。このオペラ完成後は素材が枯渇し、創作ペースが落ち込むなど「過去の人」扱いされる事態にまで陥った。その窮地を救ったのがコンロン・ナンカロウ作曲の自動ピアノの為の習作と、自由に音程を変えられるシンセサイザーYAMAHAのDX7であった。

第四期 (1982-2006)
これらの素材による刺激から彼は創作態度を取り戻し、「ピアノ協奏曲」、「ヴァイオリン協奏曲」、「ピアノ練習曲集」などで全く新しいポリリズムを追求し続けた。ピアノ練習曲集の第一巻の初版のテンポ設定は人間を無視した極論であった為に、多くのピアニストが自由にテンポを変更して演奏する時期があったなど挑発性が復帰し、様々な点に於いて才気が蘇った。「ナンセンス・マドリガルズ」や「マージャル・エチュード」のような声楽作品でも、アンサンブルの限界とユーモアが追求されている。

この時期には、第二期と第三期には忌避していた民族性と積極的に向かい合ったのも大きな特徴で、複雑な変拍子や自然倍音の使用も民族的な始原性を濃厚に想起させる。結局リゲティがセント単位で複雑な音律を使用することはなかったが、全音階的なパターンに予期せぬ自然倍音を挿入し、騙し絵のように聴感覚を揺さぶる。「無伴奏ヴィオラソナタ」でも見られるストレートな自然倍音の使用は、東欧からの血統を想起せざるを得ない。

作曲家本人も満足しており、多くの賛辞を集めることとなった「ヴァイオリン協奏曲」においても自然倍音と平均律の拮抗が見られるが、ラストで思い出したように「アヴァンチュール」のようなテクスチュアが引用されるなど、自己様式の最終的な統合をこの作品で図った感が濃厚である。実際、この作品以降は目立った発明がなされることはなかった。

「ナンカロウからアイデアを貰って若返っただけではないのか」という批判もあったが、結果的には「ピアノ練習曲集」はどこの国際コンクールでも競って演奏するピアニストが現れるなど、ポピュラリティにおいて完全に勝利した。練習曲第13番「悪魔の階段」では、半音階を駆け上がる快感が多くのピアニストに評価され、その勝利がラスト二分に刻印されている。

この時期から、音源の体系的かつ集中的なリリースがWERGO,SONY,TELDECでなされたことも特筆される。特にSONYのシリーズは最強のメンバーによる演奏陣として宣伝されたにもかかわらず、リゲティ本人のクレームでいきなり中断されるなど、話題に困らない側面も健在であった。

晩年の数年間は病気を患っており、京都賞の授賞式の際も車椅子が手放せない状態だった。ピアノ練習曲も、まだいくつかの作品を追加する意向が示されていたが、2006年6月12日、ウィーンで死去した。83歳没。死因は遺族が公表していない。

エピソード
人前での公的なレクチャーでは、お笑い芸人顔負けのユーモア振りであり、自作のオペラでブーイングを率先して叫んでライブ音源リリースを阻止するなど音楽家離れした態度もあった。亡命生活の苦渋の故か、私的な場においてなかなかに接するのが困難であったといわれている。いきなり弟子に向かって直に欠点をいうことも多々あり、アメリカ人初の弟子アンナ・レバーロンに対して「君はアメリカ時代の経験を全て忘れなさい」と一喝した。
自身が審査を勤めた武満徹作曲賞は、全員の応募作を却下した。その理由は「クラシックからなにも学んでいないから」だった。しかし、東洋人には極めて親切な態度でレッスンなどに応じ、マスタークラスでは「必ず、自分の国をもっとよく考えた創作をしなさい」と命じた。東京都制施行50周年記念国際作曲コンクールの受賞作に選んだのは、ふたつとも東洋人の作品であった。日本初演が迫るピアノ練習曲の新作も、出来上がり次第すぐにFAXで送った。
創作態度の硬直を嫌い、自由に流行を眺めて勝ち組へ移るのが好きだった。創作にかなりのブランクがあいた時期があったのも、傑作を生むために慎重に待っていたからであった。「私は大編成が流行る(60年代)とそれに乗り、小編成が流行る(80年代)とそれに乗り換え、結構いいかげんで日和見主義なんですよ」と武満徹に語っている。
ユダヤ系であったため、第二次大戦中、家族は強制収容所に送られた。母親は生還したが、父と弟を亡くし、本人も強制労働の経験をした。

映画音楽への転用
スタンリー・キューブリックが映画『2001年宇宙の旅』の中で彼の作品を4曲(《アトモスフェール》、《アヴァンチュール》、《レクイエム》、《ルクス・エテルナ》)使用したことにより、彼の名前は一般の人にも知られることとなった(しかしリゲティに無断での使用だった)。その後もキューブリックは『シャイニング』で《ロンターノ》を、『アイズ・ワイド・シャット』で《ムジカ・リチェルカータ》を採用している。

作品個論
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代表作品

管弦楽
アパリシヨン(1958-59)
アトモスフェール(1961)
チェロ協奏曲(1966)
ロンターノ(1967)
ラミフィカシヨン(2群の弦楽または12人の弦楽奏者 1968-69)
室内協奏曲(13奏者 1969-70)
管弦楽のためのメロディ(1971)
フルート、オーボエと管弦楽のための二重協奏曲(1971-72)
ピアノ協奏曲(1985-86)
ハンブルグ協奏曲(1998-99)

室内楽・器楽
無伴奏チェロ・ソナタ(1948-53)
ムジカ・リチェルカータ(ピアノ 1951-53)
6つのバガテル(管楽五重奏 1953)
弦楽四重奏曲第1番《夜の変容》(1953-54)
ヴォルミナ(オルガン 1961-62)
コンティヌウム(チェンバロ、1968)
弦楽四重奏曲第2番(1968)
記念碑、自画像、運動(2台のピアノ 1976)
ハンガリアン・ロック(チェンバロ 1978)
ヴァイオリン、ホルン、ピアノのための三重奏曲(1982)
ピアノのためのエチュード(1~3集 1985-2001)
無伴奏ヴィオラ・ソナタ(1991-94)

声楽
《夜》《朝》(無伴奏混声合唱 1955)
アヴァンチュール(3人の歌手と器楽アンサンブル 1962)
新アヴァンチュール(3人の歌手と器楽アンサンブル 1962-65)
レクイエム(ソプラノ、メゾソプラノ、混声合唱、管弦楽 1963-65)
ルクス・エテルナ[永遠の光](無伴奏16部混声合唱 1966)
時計と雲(女声合唱、管弦楽 1972-73)
歌劇《ル・グラン・マカーブル》(1974-77)
ナンセンス・マドリガルズ(6人の男声 1988-93)

2009年01月18日

クレマンティーヌ・ドルレアン

クレマンティーヌ・ドルレアン(Clémentine d'Orléans, 1817年3月6日 - 1907年2月16日)は、ザクセン=コーブルク=コハーリ公アウグスト(ポルトガルの王配フェルナンド2世の弟)の妃。ブルガリア王フェルディナンド1世の母。
ニュー エイジ メダリスト スポラ ぽち袋 スモーカー ブックレ リピート ハナイカダ チェーン レーター トゥース フェンス 大蔵大根 ろくまい サンパウロ とわだ シロップ たかね トロライト ブッサ ブレー シュノ ゴツコーラ チューブ インソール シルク 黒かぼ 愛宕柿 モーター ローンチ ゲリララ ヒッコリ ピタ最適 リシック サーチ恋路 オクイ パーカ シンクロ パンチャー バリティー ミャン シート フラン アップ ハンマ ティッシモ デトロ 万寿国 ブルー


フランス王ルイ・フィリップと王妃マリー・アメリーの四女として、ヌイイ城(ヌイイ=シュル=セーヌ)で生まれた。姉にベルギー王レオポルド1世(アウグストの叔父)の妃ルイーズ=マリー。

未来の王と結婚したいと願った彼女は、1843年4月にサン・クラウドで1歳年下のアウグストと結婚した。

1848年、フランス2月革命でオルレアン朝が倒れ、クレマンティーヌの家族はアウグストの従兄弟エルンスト2世が治めるコーブルク、そしてウィーンへ亡命した。アウグストはその地でオーストリア=ハンガリー帝国の陸軍士官となった。

彼女は夫が王位に就けないことはわかっていたので、ルイ・フィリップの孫であり、太陽王ルイ14世の子孫でもある息子フェルディナントに、いずこかの国の王位を望んだ。当時、アレクサンダル公(バッテンベルク家出身)が退位して空位となっていたブルガリア公国に、クレマンティーヌは目を付けた。彼女は積極的にフェルディナント選出のロビー活動を行った。

目を見張るほどヨーロッパ政治外交に精通していたクレマンティーヌは、しばしばフェルディナントをヨーロッパ旅行に出して見聞を広めさせた。突出した資産家だった彼女は、新たな祖国ブルガリアに多額の寄付をしたことで、一躍国民に顔が知れ渡った(ブルガリアの鉄道をヨーロッパの鉄道網とつなぐために、4億フランを寄付した)。

年月とともに彼女は人の話を聞かなくなり、補聴器に頼るようになり、周囲の人たちは聞こえるように声を大きくしなければならなかった。ブルガリア宮廷ではこれは職業上の災難ともなり、彼女がいやいや終わらせるよう長い大声の議論がされた。

1907年、クレマンティーヌはウィーンにて90歳で亡くなった。彼女はコーブルクに埋葬され、墓標に「王の娘だが自身は王妃ではなく、王の母となった」と刻まれた。

子女
フェルディナント・フィリップ(1844年 - 1921年) 従妹にあたるベルギー王女ルイーズ(レオポルド2世の娘)と結婚
ルートヴィヒ・アウグスト(1845年 - 1907年) ブラジル皇女レオポルディナ(ペドロ2世の娘)と結婚
クロティルド・マリー(1846年 - 1927年) オーストリア大公ヨーゼフ(神聖ローマ皇帝レオポルト2世の七男ヨーゼフ・アントン大公の子)妃
アマーリエ(1848年 - 1894年) バイエルン公マクシミリアン・エマヌエル(オーストリア皇后エリーザベトの弟)妃
フェルディナント(1861年 - 1948年) ブルガリア公、のちブルガリア王フェルディナンド1世